ハネムーンで不動の人気を誇るモルディブ。毎年多くのハネムーナーが訪れるリゾートですよね。
ダイバーの私もハネムーンの旅行先としてはモルディブのリゾートを選びました。
しかし、初めてで慎重になったりリサーチ不足だった結果、リゾート選びで後悔が残る旅になってしまったんです。
この記事では、初めてのモルディブでハネムーン先に選んだリゾートに、イメージと違っていたため後悔した原因や実際の感想などをレポートしたいと思います。
この後悔した経験を活かしてリベンジハネムーン(笑)では満足することができています。
あなたのモルディブのリゾート選びのお役に立てたら嬉しいです。
※この記事で記載されているリゾートはリニューアルしているため現存していません。
モルディブ新婚旅行でリゾート選びが重要な理由

モルディブは1島1リゾートのため、現地に付いたら基本的にはリゾートがある島で過ごすことになります。
そのため、滞在するリゾートのサービスやリゾート感などが自分のイメージと合っていないと、取替えが効かないため残念な結果になってしまうんです。
夫婦になって初めての旅行ですから、気まずい雰囲気にはしたくないですよね。
よって、モルディブでハネムーンに行くならリゾート選びは最重要課題になるんです。
そこで、私が初めてのモルディブでリゾートを選んだ時、リサーチ不足のため「行ってみて初めてイメージと異なることがわかり後悔した」というポイントが3点あったので紹介しますね。
※この記事で記載されているリゾートは現在リニューアルしているため現存しておりません。
後悔の理由その1.お手頃価格のリゾートにしたらカジュアルすぎた

ハネムーンとはいえ、初めてのモルディブ旅行なので、一度に払う額としては最高額でした。
モルディブに行くまではアジア中心のリゾートダイビングだったため、一人あたり15万円前後で済んでいたと思います。
でもモルディブとなるとそうは行きません。
安くても一人あたり20万円台後半からスタートですし、ラグジュアリーホテル経営のリゾートだとその3倍はかかる、という場合も。
この価格帯は共働きとはいえ厳しいのが現実でした。新婚生活が始まったばかりで色々と物入りの時期でもありました。
その結果、旅行代金はダイビングフィーも考慮する必要もあったため、水上コテージという条件を必須にして価格の安い順でリゾートを検討してしまいました。
その中でも、水上コテージのバスルームから海が見える写真が素敵だったリゾートを選びました。
実際は、水上コテージの前をジェットスキーが…
その結果、行ってみたらお手頃な価格帯だった理由がわかりました。
そのリゾートは、カジュアルで、マリンアクティビティが盛んなリゾートだったんです。
ファミリー層や若者のグループも見かけました。彼らは水上コテージではなく、大型のビーチコテージに宿泊しているようでした。
日中は水上コテージ前をジェットスキーやパラセーリングが行きかい、モーター音がします。
水上コテージのデッキでゆったり休むにも落ち着きませんでした。
夫婦で、私達が想像していたハネムーンではないよね…となってしまいました。
ちなみにバスルームの窓は上の位置についていたため、浴槽から立膝で立たないと海は見えず、浴槽に浸かりながら海を眺める、イメージも打ち砕かれたのでした。
人によっては、マリンアクティビティが盛んなリゾートを求める方もいらっしゃいます。この記事はあくまでも私達夫婦のリサーチ不足の結果、イメージと違っていた、という内容です。
事前の情報収集が重要であることに気付かされました。
後悔の理由その2.空港からボートでいけるリゾートにしたらイメージと違う景色だった

モルディブの玄関であるマレ空港からボートで行けるリゾートと、水上飛行機で移動するリゾートがあります。
ここでダイバーにとって問題になるのがダイビング器材の重量です。
(ハネムーンでもしっかりダイビングするダイバーカップルなのです)
水上飛行機にダイビング器材をつみこむと追加代金がかかってしまいます。
そのため空港からボートでいけるリゾートを選びました。
実際は、リゾートの上空を水上飛行機が行きかい、ビルが見えた…
空港から近く、お手頃価格のリゾートだったのもあり、リゾートの上をひっきりなしに水上飛行機が行き来する立地だったのです。
水上飛行機はジェットではなくプロペラなので「ブーン」という音が日が昇っている間きこえてきました。
しかも、ビーチから見える景色は水平線ではなく、防波堤とその先にマレ空港のあるフルレ島のビル群が見えていたのでした。

リゾートの水上コテージで上空を眺めながら、同じモルディブでも遠い環礁まで水上飛行機で旅する方々を羨ましく思うハネムーンになってしまいました。
後悔の理由その3.マンタポイントの近くでダイビングに期待していたら、ハウスリーフが残念だった

今回のリゾートは、マンタがよくみられるクリーニングステーションのポイントの近くだと分かって選びました。
モルディブでも数多く店舗がある有名なダイビングサービスもあり、日本人ガイドもいる模様。
ダイビングは満足できるだろうと期待していました。
実際は、ハウスリーフの珊瑚が白化で壊滅状態
実際行ってみたところ、ハウスリーフの珊瑚が白化で壊滅状態でした。
珊瑚の白化は水温の上昇で起きてしまい、北マーレは水温が高い傾向にあるようでした。
もちろんこのリゾートだけではない可能性はありますが、潮通しがいいリゾートによっては元気なところもあるため、リサーチ不足を実感しました。
ただ、マンタをダイビングでたくさん見ることができたのは満足でした。日本人ガイドの方のホスピタリティにも救われました。
それでもモルディブは最高のリゾートだった
色々と選択ミスした!とおもうポイントはありましたが、やはりモルディブ。行って本当に良かったと思っています。
それはこんなポイント。
- 真っ白い砂浜と青い海のコントラストはグアム、サイパンの比ではなかった
- バカンス中のヨーロピアンが多く、リゾート感が満載
- ほとんどのリゾートに水上コテージがある
- 島なので非日常感が味わえる
- 定番の朝食のオムレツが美味しい
- 魚影が濃く、大物も期待できるダイビングが楽しい
- シュノーケルでも充分楽しめる
- ハッピーアワーを楽しめる
この通り、モルディブの魅力を発見できたので、たのしんで過ごせたことには違いありません。
この後モルディブへは5回通うことになったのでした(笑)
この旅は、初めてのモルディブでは後悔の残るハネムーンとなってしまいましたが、リベンジを誓って帰国したのはいうまでもありません。
モルディブのハネムーンリゾートの選び方
モルディブのリゾートはピンきりで、カジュアルなリゾートからアラブの富豪やセレブが行くような高級リゾートまであります。
個性豊かなモルディブのリゾートから選ぶには、方向性を決めて情報収集をすることが重要になってきます。
ここからはリゾートの選び方について紹介していきます。
こだわりポイントを決める
リゾート選びをする際は、どこにこだわるかパートナーと意識合わせをして方向性を決めておく必要があります。
これらのポイントはリゾート選びや価格に大きく影響してくるので、先に決めておきましょう。
ただし、リゾート情報を見ていくうちに変わってきたりするので、ガチガチに決めすぎないのがおすすめです。
- エリア(環礁)
- 施設の豪華さ/モルディブらしさ
- 客室タイプ(水上コテージかビーチコテージか)
- 過ごし方(スノーケリング/ダイビング/スパ/アクティビティ 他)
上記の中でも、施設の豪華さや水上コテージ、スパを優先して選んでいくと軽自動車が1台購入できる価格を軽く超えてしまいます(笑)
私はそんな情報に触れられるのも一生に一度だったので、「おお!」と言いながら、楽しく検討してみました。
申込・手配方法
申し込み先は一般的な旅行代理店ならどこでも取り扱いをしています。
私はダイビングをするため、海外のダイビングツアーに定評のある「エス・ティー・ワールド」から申し込みました。
もちろん「ハネムーン」だと伝えると、航空会社やリゾートに伝えてくださり、飛行機でのウェディング特典やリゾートでの特典を受けることができました。
費用について
モルディブのパッケーツアーを構成する要素は下記の通りです。
航空券
利用するシートのクラスや航空会社によって価格差あり
+
現地の移動費用
国際空港のあるマーレからリゾートまでの移動手段(ボート、水上飛行機、国内線)
+
宿泊費
宿泊するリゾート、客室カテゴリ、宿泊数で変わる
これらの要素の中で最もお手頃なものを選ぶことで安く済まそうと思ったら、20万円台前半/一人あたりで行くことが可能です。
参考までに、私が後悔したツアの価格は、こんな条件で24万円/人でした。
- スリランカ航空のエコノミークラス
- 北マーレ環礁のマレからボートで15分のリゾート
- モルディブらしいカジュアルリゾート
- 水上コテージ
- リゾート3泊
参考になれば幸いです。
リゾート選びで後悔しないために必要な意思決定プロセスとは
はじめてのモルディブでリゾート選びをする場合は、このプロセスをとる必要がありました。
- 夫婦でイメージする理想の過ごし方とこだわりポイントを明確にする
- 理想の過ごし方が実現できるリゾートの情報収集をしていくつか選定する
- 選定リゾートをしっかりリサーチする
- 相場感を把握した上で、予算と夫婦の理想とで折り合いを着けてリゾートを決定する
私達夫婦は「相場感」を確認せず、「理想の過ごし方」を明確にしないでリサーチもあまりしていませんでした。
そして、「水上コテージ」「バスルームの窓」だけで決めてしまったのが後悔の理由でした。
モルディブのリゾート選びに後悔したくない場合は、ぜひこのプロセスを実行してみることをオススメします。
まとめ
いかがでしたか?
初めてのモルディブのハネムーンは魅力をいっぱい発見できた旅になりましたが、夫婦の理想を明確にせず、価格重視とリサーチの不足が原因でリゾート選びに後悔が残る結果となってしまいました。
モルディブという遠方のリゾートの情報はなかなか入りにくいですが、雑誌や旅行会社の方に相談するなどで情報を収集することが可能です。
ぜひ、情報収集をしっかりした上で納得のいくリゾート選びをしてくださいね!