大人の旅行

ダイビングだけじゃない!小笠原諸島父島滞在は2航海でお見送りしよう

南国なのに東京都で品川ナンバーの車が走る不思議な島、小笠原諸島父島。

ダイビングでは太平洋の広いエリアで見られる生き物に出会える面白いポイントがたくさんあるため、ダイバーに人気です。

ですが、行ってみたらダイビング以外の魅力が満載だったので紹介したいと思います。

人と人との繋がりを強く感じるお見送りイベントがあったり、イルカやウミガメと、他のエリアでは味わえない距離感で触れ合えたりするので、強く印象に残る旅になることは間違いありません。

ぜひ最後までお読みいたただいて、旅を検討してもらえたら嬉しいです。

小笠原諸島父島はどんな島?

小笠原諸島父島はどうやっていくの?

小笠原諸島父島の住所は東京都小笠原村となっています。

住所は東京都内なんですが、所在地はなんと東京都から南へはるか1000キロの太平洋上にある島なんです。

引用:小笠原海運HP

 

小笠原諸島は大小30の島々がありますが、人が暮らしているのは父島と母島だけで、村の中心は父島にあります。

父島に行こうと思ったら、一般人は東京の竹芝桟橋から出る「おがさわら丸」に24時間揺られて乗る方法しかありません。

母島は、父島から出港する「ははじま丸」で2時間ほどで到着します。

便利な現代においても船便のみでしか行けない不便さが、更に魅力を感じる要因になっていると私は思っています。

小笠原諸島はとても過ごしやすい!

引用:小笠原海運HP

 

年間で最低気温は15℃、最高気温は32℃ほどで、年平均は23℃だそう。

本州が氷点下になったり、真夏は35℃以上の猛暑があったりするので、とても過ごしやすい気候ですね。

なので夏は暑さから、冬は寒さから逃れることができるんです。

小笠原諸島父島は繁忙期のコスパがいい!

私が小笠原諸島父島はGWやお盆、年末年始などの繁忙期のコスパがいいんです。

社会人の休みが重なるお盆や年末年始は、飛行機のチケット代が高騰したり、ホテル代が高騰してかなりの出費になってしまいます。

小笠原諸島の唯一の移動手段である「おがさわら丸」はGWだからといって値段が変わるわけではないので、チケットさえ取れれば平日と変わらない値段で行くことができます。

ただし、繁忙期のチケットは激戦なので、一斉発売日に向けて申し込む必要があります。

一斉発売日(2020年発売分)

ゴールデンウィーク:4/29(水)東京発~5/9(土)父島発・・・3/9(月)より発売

7月多客日(6往復):7/15(水)東京発~8/1(土)父島発・・・5/28(木)より発売

8月多客日(6往復):8/4(火)東京発~8/22(土)父島発・・・6/9(火)より発売

年末年始:12/26(土)東京発~1/2(土)父島発・・・10/29(木)より発売

引用:小笠原海運HPより

また、客室によって価格差異がかなりあります。

引用:小笠原海運HP

 

コスパ重視なら、乗船客間の仕切りがなく雑魚寝する「2等寝台」になります。隣の方と仲良くなれたり、旅情を感じられて楽しいですよ。

こちらは先代の「おがさわら丸」乗船時の写真。この距離感で寝るのは山小屋以来でした。

繁忙期の「おがさわら丸」乗船券の購入方法

「おがさわら丸」乗船券の購入方法は大きく分けて下記の方法があります。

  1. 小笠原海運HPから購入する
  2. 小笠原海運へ電話して購入する
  3. 小笠原海運の店頭で購入する
  4. 東海汽船や旅行代理店で購入する
  5. 当日購入する

繁忙期は「一斉発売日」に動かないとチケットを抑えるのが難しいと先程書きました。

乗船券の購入方法は、「一斉発売日」に①小笠原海運HPから申込む方法がオススメです。

「一斉発売日」は5つの方法のうち、③の店頭販売は対応しておらず、⑤の当日購入はの残席が無い可能性が高いため、方法から除外されます。

④の代理店から購入する場合は、事前に②の電話予約が済んだ上で支払う方法になります。

②の電話予約の場合、支払い方法が口座振込でクレジットカード払いができないため、代理店で払う方法がとれます

ただし、電話予約はなかなか繋がらないため、やはり①の小笠原海運HPからの予約がオススメです。

小笠原海運HPから乗船券申込時の注意点

HPから乗船券を購入をする場合、会員登録が必要だったり、クレジットカード決済となる以外にも重要な注意点がいくつかあるので紹介します。

HPから「おがさわら丸」乗船券を買う時の注意点
  1. 申し込む時は参加者全員の住所と年齢が必要
  2. 申し込み人数は最大6名まで
  3. iOSのスマートフォンでは予約ができないためPCからの予約が必要
  4. 予約したら搭乗券引換証を必ず2枚(往復分)印刷する

どれも忘れていると痛い目にあう内容ばかりで注意が必要です。

詳しくは小笠原海運のインターネット予約ページをご確認ください。

次からは島のアクティビティについて紹介しますね。

 

小笠原諸島父島のアクティビティは見どころ満載!

私は小笠原諸島父島へはダイビングが主な目的で滞在したのですが、アクティビティがたくさんあるため、何に参加するか迷ってしまうほどでした。

次からは小笠原諸島父島でできるアクティビティを紹介します。

小笠原諸島父島のアクティビティ

 

小笠原村観光局のHPでもこんなアクティビティを紹介しています。

海のアクティビティ

ホエールウォッチング
ドルフィンスイム
スキューバダイビング
釣り
シーカヤック
南島上陸

 

山のアクティビティ

トレッキングツアー
戦績ツアー
ナイトツアー・スターウォッチング

海だけでなく山でも楽しめて、見どころが満載ですね。

私はこの中からダイビングだけでなく、ドルフィンスイムと南島上陸に参加しました。

限られた滞在時間の中、半日でダイビングを切り上げる日や休息日を作って参加してきました。

レンタカー・レンタバイクもオススメ

お金を払って参加するアクティビティ以外に、レンタバイクを借りて島内観光をするだけでも充分楽しめるのでオススメです。

特に美しいビーチめぐりや山の展望台へのドライブはSNSですぐに共有したくなる景色にたくさんであうことができました。

こちらはバス停がなくレンタカー、レンタバイクで行ったコペペ海岸。島民ファリミーが海水浴をしていました。

 

ほかにも東京都とは思えないフォトジェニックなビーチが点在しているので、島内ドライブはかなり楽しめます。

もちろんコンビニは無いのでペットボトルの持参は忘れずに!

 

アクティビティ予約の注意点

注意しなくてはいけないのがアクティビティの予約。

現地についてからではほとんどのアクティビティが定員に達しているため、船の予約が確定したと同時にスケジュールを決めて予約するのがおすすめです。

また、南国のため悪天候で中止になってしまうことも多くありました。

私がドルフィンスイムに参加した時は、風が強くて多くのサービスが中止になるなか、ベテランの船長が操縦するドルフィンスイムはかろうじて開催をしてくれました。

ただ、南国なので台風や強風などで中止になる場合の楽しみ方も考えて予定を組むことも大事だと実感しました。

次からは、父島で楽しめたアクティイティなどを紹介しますね。

 

小笠原諸島父島は2航海で「お見送り」に参加しよう

さて、タイトルにも書いた「お見送り」について紹介したいと思います。

まず、「お見送り」するためには夏休み期間の2航海がオススメです。その理由は、2航海にすることで父島に到着してから「おが丸」を1本見送るスケジュールになるため、お見送りができるからなんです。

先にスケジュールについて詳しく説明しますね。

 

小笠原諸島父島滞在は「おがさわら丸」スケジュール次第

父島へは東京竹芝桟橋から出港する「おがさわら丸(通称おが丸)」でしか行くことができません。そのため、滞在スケジュールは「おが丸」の旅程は出港発着の日程で決まってしまいます。ちなみに1往復を「1航海」と呼びます。

通常は1航海だと旅程は6日間必要になり、船旅は片道24時間のため、現地は4日間の滞在となってしまいます。

ダイビングをしたり、色々なアクティビティに参加するには少し忙しい日程ですね。

でも、2航海だと12日間必要になり、会社員だと休暇の取得が辛いですよね。

実は夏休み期間になると、「おが丸」の父島での発着のスケジュールが短くなり、2航海だと2020年夏は7日間の旅程になるんです。少し余裕がでますよね。

おがさわら丸のスケジュールについてはこちらを参照ください。

2航海の醍醐味「お見送り」イベントとは

2航海の何よりの魅力はおが丸が二見港から出発する「お見送り」イベントに参加できることなんです。

出港のタイミングに港に行くと、港には横断幕や太鼓をたたいてお見送りする人で溢れています。

そのお見送りする人になり、別れを惜しむ立場になる訳です。

一生懸命手を降っていると、なんだか島民になった気分になって出会いと別れの感動が湧いてきます。

アクティビティで知り合った人を見送るもよし、ただ手をふるだけでもよし。ちょっとしたイベントに参加した気分になれますよ。

そしてダイバーはダイビングボートから見送るのがオススメ

 

参加しているダイビングサービスのボートが、二見港から出港したおが丸にしばらく間並走してくれます。

しばらくは船の上から一生懸命手を振っておが丸を見送ります。

ボートが二見湾の外側に差し掛かる頃、ボートがスピード全開になるのが最後の合図です。

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お見送りの最後は船の2階から海へダイブ!全身でお見送りをする体験ができました。

見送る側にも見送られる側にもなる小笠原諸島父島の旅は強烈な印象を残してくれました。

 

小笠原諸島父島のドルフィンスイムで野生のイルカと遊ぶのもオススメ

小笠原諸島父島では、野生のイルカと泳ぐ「ドルフィンスイム」アクティビティが盛んで、多くのサービスで開催されています。

実は、ダイビング中にも「ハシナガイルカ」が並走するなど見かけてはいたのですが、一緒に泳げるツアーに参加したくて、事前に申し込んでいました。

利用したサービスは「ピンクドルフィン」。

船長の南スタンリー氏は欧米系の島民5代目だそうで、米軍統治時代もご存知の島育ちだそう。

父島に最初に住んだのは日本人ではなくハワイからやってきた欧米人だったそう。船ではそんな島の歴史やエピソードを解説してくださいました。

肝心のドルフィンスイムは、イルカと泳げるポイントまで連れて行ってくれて、しっかり泳ぐことができました。

父島での「ドルフィンスイム」は国内だと野生のイルカと泳げる数少ないエリアなので、参加するのがおすすめです、

小笠原諸島父島はウミガメの産卵地なので産卵に遭遇することも!

父島の一番栄えているエリア、大村集落にある大村海岸を散歩していると、海から何かを引きずった跡がたくさん残されていました。

島の人に聞いてみると、なんとウミガメが産卵した時に残した跡だとのこと。深夜に海岸を散歩すると見られるとのこと。

早速その日の夜、夕食を終えた後に夕涼みを兼ねて散歩してみたところ、「ザッザッ」と砂をかく音が。一生懸命ウミガメが卵を産みおとす穴をつくっているところでした。

もちろん刺激をしないように遠くからみまもっていましたが、保護活動をしている方が懐中電灯を持って見回っており、卵を見せてくれました。

 

テレビで見たとおり、カメは涙を流しながら一生懸命子孫を残そうと頑張っていました。

ウミガメの保護活動をしている方から、翌日子ガメの放流をするイベントを聞けたため、子ガメが海にかえるすがたもみることができました。

小さなヒレで一生懸命砂をかいて海に向かう姿。「頑張って生き抜くんだよ~!」と声をかけてあげました。

小笠原諸島父島ではウミガメの生態調査や保護活動をしており、父島製氷海岸近くの小笠原海洋センターではアオウミガメの保護に携わっているため訪問してみました。

ここでは可愛い子ガメたちをみることができました。

小笠原諸島はウミガメの産卵地なので、夏場の満月近くに行けば、夜間は高確率で遭遇することが可能です。

 

小笠原諸島世界自然遺産の南島上陸でフォトジェニックな写真が撮れる!

小笠原諸島が世界自然遺産に登録されていますが、紹介の写真で必ず掲載されるのが、南島の「枕水カルスト地形」。

石灰岩の主成分である炭酸カルシウムが炭酸ガスを含んだ雨水等に溶解されて作られる地形、だそう。

分かりにくいですが、波や風の影響で侵食されていくため、目の前の景色は今しか見られません。そう思うととても貴重な景色です。

そしてこの写真は「海の青と白い砂浜のコントラスト」「中心となる岩の穴」と、風景写真としての素材がっているため、天気が良ければ誰でもフォトジェニックな写真が撮れるんです。

ぜひ上陸して写真をSNSにアップしてくださいね。

世界自然遺産南島に上陸する方法

参加方法は小笠原諸島父島のアクティビティの定番、南島エコツアーがおすすめです。

ダイビングツアーを行っているサービスでも、資格をもつガイドがいれば上陸することは可能です。

でも、エコツアーに参加すれば、ガイドから世界自然遺産となった理由や、島の固有種について詳しい説明が聞くことができます。

せっかく参加するなら、エコツアーにしましょう。

小笠原諸島父島のまとめ

いかがでしたでしょうか。

小笠原諸島父島はダイビング以外でも楽しめるアクティビティや見どころがたくさんあり、来島するならお見送りができる夏季の2航海がおすすめであることを紹介しました。

また、ドルフィンスイムやウミガメの産卵、南島の上陸など刺激的な体験をたくさん経験することができました。

船で24時間かけないと上陸できない小笠原諸島父島。気軽には行けない距離ですが、その分島での経験はかけがえのないものになることは間違いありません。

ぜひ一度は来島してみてはいかがでしょうか。

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